RMTC ロマンティコ
盛楽苑
都心から車で1時間弱圏内の厚木市にある七沢温泉。その中にある盛楽苑はオーナーが若旦那になるタイミングで大規模な改修を計画しました。近年『モノ』だけではなく、『体験・経験』を購入する人々も増えています。
サービスの多様化は新たなコンテンツを続々と生み出し、より多くの場所へ人々の脚を運ぶ流れを作っている中で滞在時間の充実を図るためにプロジェクトチームを組み、デザインを進めて行きました。
ポイントはデザイナー、現代アーティストと共同でプランを進め、他旅館との差別化、地産地消を新たな形でアウトプットできる場の構築、少人数のお客様への満足度の優先とし、自然素材などをバランスよく組み合わせました。
日本橋ホテル
当物件は東京エアシティターミナル(T-CAT)、東京メトロ 半蔵門線 水天宮前駅から徒歩5分の好立地に位置し、羽田空港・成田空港共にアクセスしやすく、ツーリストやビジネスマンにとって東京の玄関口として利便性の高い好立地にあると言えます。
日本橋中洲エリアは文字通り隅田川の中洲(三角州)から成り立つ歴史があり、江戸時代以降、歴史の転換期に沿って街の姿を変えてきた場所です。
当物件は歴史的な背景を取り込む事で、近隣宿泊施設と差別化を図り、新たな宿泊拠点として様々な場所への中継地となる施設としてデザインしました。
全体には木材の木目や大谷石の模様が持ち合わせる規律性や柔軟性を基調とし、エントランスには街の三角州形状をモチーフとする待合スペースと、海水と淡水が交わる様相を床デザインとして取り込む事により、ストーリー性あるデザインコンセプトを設けました。
リニューアルと共に歴史・文化的背景と和の持ち合わせる素材感をデザインに活かしつつ、街と調和したデザインにより、新たな国内外ツーリスト・ビジネスマン両者の集客を狙う。
OKYAKU
高知には、老若男女が美味しい食を囲み酒を酌み交わす「おきゃく」という宴会文化があります。
親戚や友人はもとより、知らぬ人まで招き入れ、 相手に敬意を示しながら行う乾杯「献杯」や、同じ杯で酒を酌み交わす「返杯」などを通して絆を深める交流の場です。
「OKYAKU」は、返杯を繰り返し人々がつながる「おきゃく」のように、さまざまなカルチャーを通し、異なるコミュニティや人々が集まり形づくプラットフォームとなることを目指し、ギャラリースペースとしての機能も併設しています。
クリニック
某スキンケアクリニックが新しいコンセプトでの出店に伴い、従来のデザインとは一新した内外装デザインを担当しました。
広尾という立地で様々な客層が考えられる中、中性的で落ち着く空間を構築しています。また建築業務に関するプロジェクトマネージメントを合わせて行なっています。